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薄いメイクで華やかさを演出する基本的な考え方を理解しよう
最近のメイクのトレンドとして、「薄いメイク」や「ナチュラルメイク」が流行の中心となっています!
透明感や血色感を大切にしたスタイルが人気ですが、これらは、日常的に取り入れやすく、多様なシーンで活用できるため、多くの人々に支持されています。
そこで今回は、「薄めのメイクなのに華やかな印象を与えるメイク方法」や、「崩れにくいメイクのコツ」など、「薄めメイク」の知りたいことをプロの視点でお伝えします!
薄いメイクとナチュラルメイクの違いを知る
「ナチュラルメイク」と「薄いメイク」は似ているようで実は全然違います。
ここでは、ナチュラルメイクと薄いメイクの違いをご紹介します。
ナチュラルメイクとは?:
ナチュラルメイクは、すっぴんのような自然な雰囲気なのに、肌がきれいで血色感があり、目鼻立ちもくっきりしているメイクのことをいいます。
単に薄く塗るだけではなく、以下の要素を大切にしています。
肌のカバー
・肌トラブルを部分的にカバーしつつ、極限まで薄く仕上げる
・ファンデーションで全体を隠すのではなく、コンシーラーで必要な部分のみをカバーする
ポイントメイク
・色ではなく陰影でメリハリをつける
・アイメイクやチークで自然な血色感と立体感を演出する
ナチュラルメイクは、メイクしていることを感じさせないけれども、美しい印象を作り出す技術なんですね!
それでは「薄いメイク」はと言うと…、言葉通り、ファンデーション、アイメイク、リップなど、薄く塗っていくメイク、ということになります。
どちらも「手抜きメイク」ではありませんが、アイメイク、リップ、チークなど、技術やテクニックで自然な美しさや肌本来の美しさを演出するのがナチュラルメイクの真髄と言えるのではないでしょうか?
華やかさを引き立てるための色選びのポイント
ナチュラルメイクや薄いメイクなのに、華やかさを感じるメイクをしている人は、「色の使い方」が上手なのかもしれません。
華やかメイクをするための色選びは、以下のポイントを押さえてみてください。
①まず、ご自身の肌色に合ったベースカラーを選んでみましょう。イエローベースなら暖色系、ブルーベースなら寒色系の色を選ぶと肌の透明感を引き立ててくれますよ。
②次に、なりたいイメージに合わせてトーンを決めましょう。明るいトーンはフレッシュでキュートな印象に、ダークトーンは大人っぽく華やかな印象を与えてくれます。
③アイシャドウやチーク、リップは、同系色でまとめることで統一感が生まれますよ。洗練された印象を与えてくれます。
もっと華やかさをプラスしたいときは、ラメやグロスの輝きをプラスするのも良い方法です。
薄いメイクでも印象的に見せるための具体的なテクニック
ナチュラルメイクには、少なからずメイクの技術やテクニックが必要なことがわかりました。「私にはそんな技術は無いわ…」という方もご安心ください!
ここでは、「薄いメイク」なのに印象的に見える具体的なテクニックをプロがご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
アイメイクで目元を強調する方法
まずはアイメイクについて。
アイメイクで目元を強調する簡単な方法をアイシャドウ、アイライン、マスカラ、ハイライトに分けてお伝えします!
アイシャドウの塗り方
【ベースカラーを広げる】
アイホール全体に明るいベージュや肌色のアイシャドウを塗布します。これにより、目元が明るくなり、他の色が映えやすくなります。
【アクセントカラーを目尻に】
目尻に濃い色(例えばカーキやモスグリーン)をのせることで、目元に立体感と深みが生まれます。特に、目尻を少し長めに描くと、デカ目効果が期待できます。
【下まぶたにも色を加える】
下まぶたの目尻部分にもアイシャドウをのせることで、目力がアップします。特にパール感のある色を使うと、華やかさが増します。
アイラインの引き方
【インサイドラインを引く】
まつげの生え際にインサイドライン(粘膜部分)を引くことで、まつ毛が密集して見え、目元が強調されます。ダークブラウンのアイライナーを使うと自然な仕上がりになります。
【アイラインは細く引く】
上まぶたの際に細いアイラインを引き、目尻は少し延長することで、切れ長の印象を与えます。アイシャドウでぼかすとよりナチュラルです。
マスカラの塗り方
【ビューラーでカール】
ビューラーでまつ毛をしっかりカールさせた後、マスカラを上下に塗ります。根元からしっかりと塗ることで、目元がぱっちり見えますよ。
ハイライトをプラス
【目頭と下まぶたにハイライト】
目頭や下まぶたの中央部分にハイライトカラー(パール系)を入れると、光を集めて目元が明るく見えます。
これらのテクニックを組み合わせることで、簡単に目元が強調され、華やかな印象を与えることができますよ!
リップカラーで顔全体に華やかさをプラス
続いてリップカラーについても見ていきましょう。個人的には一番華やかさをプラスできるのはリップではないかと感じています。以下のポイントを参考にリップを選んでみてください。
色選びのポイントは?
【肌色に合った色を選ぶ】
自分のパーソナルカラーに合ったリップカラーを選ぶことで、より自然に華やかさが引き立ちます。例えば、イエローベースの方にはコーラルやオレンジ系、ブルーベースの方にはピンクやローズ系が似合います。
リップカラーの質感も大事!
【ツヤ感を重視する】
マットなリップよりもツヤ感のあるリップやグロスを使用することで、華やかさが増します。特にラメ入りのグロスは光を集めてくれるので華やかな印象を与えてくれます!
【重ね塗りで深みを出す】
リップカラーは一度塗りではなく、数回重ねることで色味に深みが出て、より存在感が増します。特に中央部分に濃い色を重ねると立体感が生まれます。
これらの方法を使って、リップカラーで華やかさをプラスすることができますよ。
チークで健康的な血色感を演出する方法
チークについても見ていきましょう。
健康的な血色感を作るポイントは、色の選び方、正しい塗り方、他のメイクとのバランスに注意してみてください。
チークの色選び
健康的な血色感を出すには、青みがかったピンクや明るい赤色のチークがおすすめです。肌に自然に馴染む色を選ぶことがポイントです。クリームタイプのチークは特に肌になじみやすく、生き生きとした印象を作ってくれますよ。
チークの塗り方のポイント
・場所: 頬の高い位置(頬骨の上)に丸く塗ると、自然な血色感が出せます。
・塗り方: ブラシや指で優しく広げるようになじませましょう。黒目の下から頬の中心に向けて軽く入れると、より自然な仕上がりになります。
メイク全体のバランス
・リップとチークの色を合わせると、全体的に統一感が生まれます。
・アイメイクは控えめにして、チークを主役にするくらいの気持ちで。
チークはお顔全体の血色感を高めてくれる大事なポイント!ぜひ普段のメイクにもチークを取り入れてみてくださいね。
プロが教える薄くても崩れにくいメイクのコツとポイント
薄めのメイクだとすぐ崩れたり、取れちゃわないか心配…、という方も、これからお伝えするプロのテクニックを使うとことで、「薄くても崩れにくいメイク」が完成します!
長時間キープできるベース作りのテクニック
スキンケアでしっかり土台を作ろう!
メイクの持ちを良くするためには、スキンケアが最も重要です。化粧水や乳液(セラミドやヒアルロン酸入りがおすすめ)で肌をしっかり保湿することがポイント。保湿された肌は、メイクのノリが良く、長時間潤い肌をキープできます。
肌質に合った下地を選ぼう!
自分の肌質に適した下地を選ぶことでメイクの持ちは変わります。
・皮脂が多い肌の場合:テカリ防止タイプの下地
・乾燥気味の肌の場合:保湿成分入りの下地
肌質に合ったものを選ぶことで余分な皮脂の分泌や乾燥によるメイク崩れを防ぐことができますよ。
ファンデーションの塗り方のコツ
薄〜く均一に塗ることが、長時間キープのカギ。
・高密着タイプのリキッドファンデーションを選ぶ
・濡らしたスポンジで軽く馴染ませる
これらのテクニックで、ヨレや崩れを最小限に抑えられます。
フェイスパウダーで仕上げよう!
フェイスパウダーで、余分な油分を抑えて仕上げます。
・薄く均一に乗せる
・皮脂の分泌を抑える効果があるものを選ぶ
これらのテクニックを組み合わせることで、薄くてもしっかりキープできるベースメイクが完成します。メイクの密着度を高めるために、フィックスミストを使うのもおすすめですよ!
【おすすめの下地】
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース EX
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化粧崩れ防止効果が高く、肌の水分バランスと皮脂をコントロールしてくれます。
SPF25・PA+++で紫外線対策も可能。さらりとしたテクスチャーでピンク系カラーにより血色感も演出してくれます。
【おすすめのフェイスパウダー】
プリマヴィスタ「EXマットパウダー 超オイリー肌用」
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超オイリー肌用に開発されたこちらのフェイスパウダーは、気温が高い日や湿度の高い日でも、サラサラでマットな仕上がりの肌が7時間も続きます。容器は薄型でコンパクトなので、携帯にも優れています。
メイク直しが簡単になるアイテム選び
崩れにくいメイクのコツを駆使してメイクを仕上げたならば、お出かけ先でもメイク直しが簡単にできるアイテムを、コスメポーチに忍ばせておきましょう♡
以下はメイク直しにおすすめのアイテムです。
ミスト化粧水:メイク直しの前にミスト化粧水を吹きかけることで、肌に水分を補給し、余分な皮脂をオフできます。これにより、メイクのノリが良くなります。
フェイスパウダー:テカリや崩れが気になる部分にはフェイスパウダーを使用します。ルースパウダーは自然な仕上がりになり、厚塗り感を抑えられます。
コンシーラー:部分的な崩れにはコンシーラーが便利。気になる部分に少しずつ塗り、指で軽く叩き込むようになじませます。
クッションファンデーション:持ち運びやすく、手軽に塗り直せるため、クッションファンデーションは特におすすめです。スポンジでトントンと叩き込むようになじませるとgood.
リップ&チーク兼用アイテム:リップとしてもチークとしても使えるマルチユースアイテムは、荷物を減らせるし時短にもなります。
まとめ
今回は、メイクが薄めでも華やかに見えるコツや、崩れないメイクのコツをプロの視点でお伝えしました!
ちょっとした工夫で、薄めのメイクでも華やかさをプラスできることがわかっていただけたのではないでしょうか?
日々のメイクに少しだけ簡単なテクニックを取り入れるだけで、いつもの仕上がりが見違えるように変わるかもしれません。ぜひご自身に合った方法を試して、日常のメイクを楽しんで見てくださいね!
Chel