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【美容師が解説】ラランド・サーヤさんのレイヤーウルフが似合う理由|オーダー方法&スタイリングのコツ

ラランド・サーヤさんといえば、マルチな才能が光る万能芸人さんのイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

最近話題のドラマ【じゃあ、あんたが作ってみろよ】では、エッジの効いた、頼れる姉さん感溢れる役柄に夢中になっている人続出でしたね。

そんな数多の活躍を見せるサーヤさんの魅力のひとつは、「髪型」です。SNSでは、サーヤさんの髪型に「可愛い」「かっこいい」「真似をしたい」といったコメントが多く見受けられます。

今回は、爽やかで個性的な雰囲気を演出できる、サーヤさん風「レイヤーウルフ」について詳しくご紹介してきます。

サーヤさんの“レイヤーウルフ”徹底分析

ここからは、サーヤさん風レイヤーウルフについて分析していきましょう。シルエットやサーヤさんらしさの特徴とは?

サーヤさんの髪型の特徴(シルエット・段の位置・前髪)


サーヤさんのレイヤーウルフの特徴は、

・全体的に丸いシルエット
・耳あたりからしっかり入ったレイヤー
・顔まわりは厚め
・前髪あり
です。

丸さを演出するためにトップからひし形になるようにフワッとボリューム感を出し、耳あたりから丸くセットをしています。レイヤーもトップには入れず、少し下の耳あたりから入れているので、軽すぎない印象です。顔まわりは厚めに残しており、細かいレイヤーが入っているのもポイント。前髪はぱっつんスタイルが多く、眉毛ラインに揃えられています。

レイヤーの入れ方のポイント(顔まわりのくびれ・動きの出し方)


サーヤさん風レイヤーといえば、耳あたりのボリューム感と毛先に向かって外はねに整えられたメリハリのあるくびれセットも特徴です。

くびれセットにする時は、ヘアアイロンやコテを使って形作っていきます。耳あたりの髪を取ったら、大きく内巻きにするイメージでボリュームを出していきましょう。次に、レイヤーが入った下の部分は、外はねに巻いていきます。ポイントは、手首を動かしすぎないこと。大きな円を描くイメージで整えていきましょう。

ウルフ特有の軽やかさと、サーヤさんらしさが出る理由


ウルフカットのポイントは、重さと軽さのメリハリです。トップはマッシュっぽいシルエットで重さがあるのに、毛先はレイヤーが入って軽さがあるため、バランスよく見えます。

個性を出したい方にもピッタリです。また、サーヤさんは髪色を明るめにされているため、サーヤさんらしさも見受けられますね。カラーで自分らしさを出していくのもおしゃれです。

カラーや質感の作り方(じゃあ、あんたが作ってみろよの時の髪型)

ドラマ【じゃあ、あんたが作ってみろよ】では、金髪ベースにグリーンのメッシュが入った特徴的なヘアスタイルを披露していました。

カジュアルでフランクな雰囲気を醸し出しており、役柄にもピッタリなヘアスタイルでしたね。

上記写真のヘアスタイルでは、顔まわりやレイヤーの短い部分を内巻きにしており、髪が長い部分は外はねにセットしています。顔まわりに大きな動きをつけすぎないことでスタイリッシュにまとめてくれますよ。

似合う人の特徴(骨格・髪質)

レイヤーウルフが似合う人の特徴を見ていきましょう。

骨格別(丸顔・面長・ベース型)で似合うポイント


レイヤーウルフスタイルは、比較的どんな顔型の方とも相性が良いヘアスタイルです。ただし、ちょっとしたポイントを押さえることで、より魅力的な髪型に近づきます。

・丸顔さん

シルエットを縦長にするように意識しましょう。トップに少しだけボリュームが出るように形作ると◎。

・面長さん

シルエットをひし形にするように意識しましょう。トップは抑えめにして顔まわりに柔らかいボリュームが出るように形作ると◎。

・ベース型さん

エラ部分をレイヤーでカバーするように形作ると◎。

髪質別(直毛・くせ毛・硬毛・軟毛)で仕上がりがどう変わるか
各髪質別に、レイヤーウルフの仕上がりを見ていきましょう。

・直毛さん

ストレートで重めな仕上がりになりやすいので、ボリュームを出すセットを施してフワッと軽やかな印象をつけるようにしましょう。

・くせ毛さん

レイヤーウルフは動きが特徴的なのでご自身のくせもスタイリング次第で馴染みやすいですよ。

・硬毛さん

毛先に重みが出やすいです。全体的に軽くするように意識しましょう。

・柔毛さん

ペタッとしたシルエットになりやすいです。ボリュームが出やすいヘアスタイリングにすると良いですよ。

レイヤーウルフが向いていないケースと回避方法


レイヤーウルフは、セット次第で似合いやすいヘアスタイルにアレンジできる髪型ですが、かなり柔らかい髪質の方は、工夫が必要です。

トップ、顔まわりを念入りにボリュームを出すようにしましょう。

オーダー方法を美容師が解説

レイヤーウルフにしたい人必見!オーダー方法を詳しく見ていきましょう。

カウンセリングで伝えるべき情報(長さ・段の高さ・軽さ)


美容室に行く際は、あらかじめ、希望の「長さ・レイヤーの高さ・髪全体の軽さ」を決めておくようにしましょう。

具体的に、要望を伝えるほど、自分の理想に近いヘアスタイルになりますよ。美容師さんとの会話を大切にカウンセリングを受けてみてくださいね。

写真を見せるときの伝え方(“雰囲気優先”が大事)


事前に様々な角度から撮影された、自分の理想のヘアスタイルの写真を用意して行くようにしましょう。

写真を選ぶときのポイントは、「自分がやってみたい髪型の雰囲気が伝わるか」を意識してみてください。シルエットやサイドから見た特徴など、自分が譲れないポイントを写真で伝えてみましょう。

初めてウルフにする人向けの失敗しないオーダー


初めてウルフカットにする方は、レイヤーを入れすぎないように注意しましょう。人によっては髪が広がりやすいこともあります。美容師さんに普段の髪悩みを伝えた上でご自身に合ったレイヤーウルフスタイルをしてもらいましょう。

毎日のセットが不安な方は、コツも教えてもらうと◎。

メンテナンスカットの目安(1〜1.5ヶ月)


綺麗なシルエットのレイヤーウルフを保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
1ヶ月〜1.5ヶ月を目安に美容室で整えてもらうようにしましょう。

前髪や髪の重さも整えることで自分の好きなヘアスタイルを保ちやすくなります。カットに加えて、美容室でのトリートメントもヘアスタイルを美しく保つためのポイントですよ。

セット方法・スタイリングのコツ

毎日、自分でできるスタイリングのコツをご紹介していきます。セルフセットが苦手な方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

朝の基本セット(外ハネ・内巻きMIX)


まずは、髪全体を水や寝癖直しアイテムを使って整えていきます。ドライヤーまでして整えたらセットをしていきましょう。

簡単にできるのは外はねと内巻きMIXです。

・外はね

毛先を大きく緩やかに外はねにしていきます。ナチュラルな動きにすることで柔らかさを演出できますよ。

・内巻きMIX

内巻きと外はねを交互に入れていきます。大きくS字を作るイメージ。顔まわりは内巻きに、毛先は外はねになるようにセットしていきましょう。

動きを出すアイロンワークの手順


アイロンワークの手順として、絶対に忘れてはいけないのがブロッキングをすることです。特に時間がない時は、ブロッキングをせずにセットしがちですが、ブロッキングをして少量づつセットしていくことで綺麗なシルエットになります。

ヘアアイロンやコテを使う時には、数秒かけながら丁寧にスタイリングしてくださいね。

ワックス or オイルの選び方(束感/ツヤ感)


綺麗なヘアスタイリングをキープするためには、仕上げにワックスやオイルなどのスタイリング剤をつけるのも大切なポイントです。

様々なテクスチャーのスタイリング剤があるので、何を使ったら良いか分からないという方に向けて、今回は2種類の違いをご紹介します。

まずはワックスタイプ。こちらは束感を出したい方にピッタリです。ヘアセットのキープ力も高いアイテムが多いですよ。

お次はオイルタイプ。トレンドのウェットスタイルに仕上げたい方は、オイルタイプがおすすめです。ツヤ感が演出できますよ。

ぜひ、ご自身に合ったタイプのアイテムを選んでみてくださいね。

忙しい日でも5分でできる簡単スタイリング


忙しくて時間がない時は、上記でご紹介した、寝癖直しをした後に、オイルを毛先中心に馴染ませたシンプルスタイルがおすすめです。時間がなくても、髪のパサつきは抑えましょう。ヘアアクセサリーをつけると一気に華やかになります。

まとめ

いかがでしたか?ラランド・サーヤさん風レイヤーウルフの髪型についてご紹介してきました。

個性を出したい方、短めのヘアスタイルに挑戦したい方の参考になれば嬉しいです。ご自身に似合うレイヤーウルフを取り入れて、この冬もおしゃれを楽しみましょう。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

Chel

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