毎日欠かすことのできないスキンケア。正直なところ何を使ったら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
30代の方にぜひ取り入れていただきたいスキンケアアイテムはズバリ、「導入美容液」です。
今回は「導入美容液」について、詳しく解説していきます。「導入美容液って聞いたことはあるけど、よくわからない」「導入美容液ってどんな商品があるのか知りたい!」という方必見です。
目次★
そもそも導入美容液って何?30代のスキンケアに必要な理由をやさしく解説
「導入美容液」という言葉は聞いたことがあっても、実態はよく分からないという方も多いのではないでしょうか?ここからは他のスキンケアアイテムとの違いや役割、30代の方に必要な理由を詳しく解説していきます。
導入美容液と普通の美容液や化粧水の違いについて知っておこう
「導入美容液」とは洗顔後、化粧水を使用する前に使うスキンケアアイテムの一種です。
一般的な美容液や化粧水との違いは「使用するタイミングと担う役割」にあります。
まず、使用するタイミングについて。本来、美容液は洗顔後、化粧水で肌を整えた後に使用します。同じ「美容液」と名前がついていますが、導入美容液は洗顔後すぐに使用するのが特徴です。スキンケアにおけるファーストステップが導入美容液だと覚えておいてくださいね。
次に、役割について。化粧水は肌にうるおいを与えてくれるアイテムで、美容液は特定の部分や肌悩みにアプローチするアイテムです。導入美容液は洗顔後の肌を整え、化粧水以降のスキンケアが、より肌に馴染みやすくなるようにアプローチしてくれます。それぞれ担う役割は全く異なるため、スキンケアにはどれも必要不可欠。均等に取り入れましょう。
30代になると肌悩みが増える理由と、導入美容液が役立つワケ
30代に入ると20代の頃までにはなかった肌悩みが出てきたという経験はありませんか?
20代の頃までは、多少スキンケアをサボったり、簡単に済ませてしまっても、大きな肌荒れにならなかったのに、30代になると、ちょっとしたことで肌のゆらぎを感じるようになったという方も多いでしょう。
30代に突入する頃から、肌のターンオーバーが若い頃のようにスムーズにいかなくなったり、蓄積された紫外線によるダメージが肌に出やすくなったり、皮脂分泌が乱れることにより、肌トラブル・肌悩みが増えていきます。
導入美容液はスキンケアにおける大事なファーストステップです。特に乾燥が気になる方、肌悩みを感じやすくなった方は、スキンケアアイテムを変える前に導入美容液を追加してみてください。化粧水等のアプローチをサポートしてくれますよ。
導入美容液を使うことで得られるメリット・デメリットを整理
導入美容液を使うことでどんなメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
メリット:
・化粧水や美容液が角質層までしっかりと浸透するのをサポートしてくれる
・肌にうるおいを与えてくれる
デメリット:
・今までのスキンケアに「時間とコスト」が上乗せされる
・人によっては、化粧水以降のスキンケアアイテムの肌馴染みの良さをあまり実感できない場合も
メリットはここまででご説明してきた通り、スキンケアアイテムの肌馴染みをサポートすることです。大きなデメリットはあまり見受けられませんが、人によってはメリットを実感できない場合も。
また、肌荒れしている部分に使用するとかえって肌に良くないため、使用するタイミングは気をつけてくださいね。
30代女性におすすめしたい導入美容液の選び方を詳しく紹介
ここからは自分に合ったアイテムを見つけるための「選び方」を細かく解説していきます。導入美容液初心者の方、アイテム選びにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
肌質別で見る!自分に合った導入美容液の選び方
肌質によって、使うスキンケアアイテムは異なりますよね。各肌質ごとに詳しく見ていきましょう。
乾燥肌:うるおいを与えてくれるアイテム
乾燥肌の方は、導入美容液の段階から、肌にうるおいをしっかりと与えてくれるアイテムを選びましょう。さっぱりしすぎない商品を選んでみてください。
脂性肌:油分の少ないアイテム
脂性肌の方は、皮脂でベタついた仕上がりになってしまうことがあるため、油分の少ないサラッとした商品を選びましょう。
混合肌:うるおいはしっかり、でもベタつかないアイテム
混合肌の方は、しっかりとうるおいを与えたり、保ってくれるアイテム、尚且つ、ベタつかない商品を選びましょう。
成分チェックが大切!注目したい成分と避けたい成分について
導入美容液に限らず、スキンケアアイテムを選ぶときには、入っているものにも注目してみましょう。
今からの季節、紫外線や冷房により、気付かぬうちにお肌が乾燥していることも。夏場の乾燥は、できるだけ夏のうちに整えて、秋冬に持ち越さないようにしたいですよね。
導入美容液も「うるおい」に特化した商品を選ぶのがおすすめです。
うるおいを与えてくれるアイテムを選ぶときは「セラミド・ヒアルロン酸」などが入っているアイテムを選んでみてください。
また、最近では、防腐剤やアルコールといった刺激の強い成分を避ける方も多く見受けられます。これらが入っているから悪いというわけではありませんが、比較的肌が敏感な方や、荒れやすい方は注意が必要です。
毎日続けやすい価格帯・テクスチャー・香りなど選ぶ時のポイント
ここ数年、導入美容液もプチプラアイテムが数多く展開されています。「導入美容液を使ってみたいけれど、自分に合うか分からない」という方は1000円代のプチプラアイテムから試してみるのがおすすめですよ。
また、テクスチャーや香りも自分好みのものを見つけると毎日のスキンケアが楽しくなります。
テクスチャーは、サラッとしたものからとろみのあるアイテムまで展開も豊富ですので、使い心地も意識して選んでみましょう。
香りも、無香料タイプ・爽やかタイプなど様々。日頃使っているスキンケアアイテムとマッチするものを探してみてください。
2025年最新版!編集部おすすめの導入美容液ランキングと特徴まとめ
ここからはおすすめのアイテムをご紹介していきます。気になる商品はぜひ、チェックしてみましょう。
保湿力重視派にぴったりな人気導入美容液ベスト3
・トーン ブースターセラム


トーン ブースターセラムはトロッとしたテクスチャーが特徴のアイテム。うるおいをしっかりと感じるので乾燥が気になる方にぜひ取り入れてほしい商品です。植物エキスがたっぷり含まれているのもポイントのひとつ。パッケージの高級感が良いですね。
・タカミ スキンピール


タカミ スキンピールはサラッとしたテクスチャーが特徴のアイテム。手のひらに出したら温めながら広げて顔に塗っていきます。使用後は3分待って肌に馴染ませてからスキンケアの次のステップに進んでくださいね。どの肌タイプの方が使ってもOK。
・ミシャ タイムレボリューション ザ ファーストトリートメント エッセンス エンリッチ


ミシャ タイムレボリューション ザ ファーストトリートメント エッセンス エンリッチはとろみのあるテクスチャーが特徴のアイテム。重めのテクスチャーなのに使用後べたつかないのがポイントです。しっかりとうるおいを与えてくれますよ。
敏感肌さんでも使いやすい優しい処方のアイテム紹介
・キヌユイ タマヌピュアオイルセラム


キヌユイ タマヌピュアオイルセラムは肌のキメを整えてくれるアイテム。「無香料・無着色・鉱物油フリー・界面活性剤フリー・アルコールフリー・パラベンフリー・シリコンフリー・紫外線吸収剤フリー・PGフリー」で優しい使い心地です。
プチプラからデパコスまで、コスパで選ぶおすすめ商品
・トリデン ダイブイン セラム


トリデン ダイブイン セラムはプチプラでうるおいに特化したアイテム。年齢問わず使用しやすいのがポイント。べたつかないので夏場も使いやすいですよ。
・アンプルール ルミナスHQブースター


アンプルール ルミナスHQブースターは肌にハリを与えてくれるアイテム。しっかりと伸び、肌なじみが良いのもポイントです。うるおいやツヤを与えてくれるのも特徴のひとつ。
導入美容液を正しく使うためのお手入れ方法とよくある疑問への答え
導入美容液を使うにあたっての疑問やお手入れの順番、気をつけたいポイントをご紹介していきます。
導入美容液はいつ使う?朝夜それぞれのお手入れ順番を解説
ここまでご紹介してきた通り、導入美容液はスキンケアのファーストステップとして、洗顔後、化粧水を使用する前に使いましょう。朝・夜、特に使用方法に変わりなく使うことが出来ます。
朝は洗顔→導入美容液→化粧水→美容液→乳液→日焼け止めの順番で使用します。朝用パックを使用する場合は、化粧水後に使いましょう。
夜はクレンジング→洗顔→導入美容液→化粧水→美容液→乳液→クリームの順で使用します。パックを使用する際は化粧水の後に使いましょう。
効果的に使うために気をつけたいポイントや注意点
導入美容液を使用するに当たって、注意してほしいポイントは「使用する順番・使用する量」です。
ここまででもご紹介してきた通り、使用する順番は洗顔後、肌を清潔な状態にしてから使うようにしましょう。汚れた状態で使ったり、順番を変えてしまうと肌荒れの原因になってしまうこともあります。
使用する量は、各ブランドが出している適量を守りましょう。多く使いすぎたり、少量すぎると、本来、商品が持つ力を発揮できない場合がありますので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?30代になってスキンケアを見直したいという方は、ぜひ「導入美容液」を取り入れてみてくださいね。
商品選びの参考になれば幸いです。今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Chel