グルテンフリーダイエットとは?
グルテンフリーダイエットとは、ひとことで言えば「小麦製品を食べないダイエット」です。
グルテンは小麦やライ麦などの穀物に含まれる成分のこと。
そのため、パンはもちろん、うどんやパスタ、ケーキやクッキーといった小麦粉を使う洋菓子はすべてカットします。
もともとはグルテンアレルギーや病気の方に向けて生み出された食事療法ですが、海外ではすでにメジャーな食事スタイルの一つとなりました。
炭水化物を抜くダイエットではないので、お米を食べることは問題ありません。
そのため、お米を主食とする日本では比較的実践しやすいダイエット法なのです。
今回は、グルテンフリーダイエットで痩せる理由と、メリットデメリットについて詳しく解説していきます。
これからグルテンフリーダイエットを実践しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
グルテンフリーで痩せる理由
もともと米を主食としていた日本人の場合、80~90%の方がグルテンの消化・分解が苦手であると言われています。
サラサラの小麦粉に水を加えると一つにまとまりますよね。
あれが腸の中で起きているイメージです。
体質的にグルテンが合わない方がグルテンを摂取し続けると、基礎代謝が低下して太りやすい体質になってしまいます。
そのような方が小麦粉を摂ることをやめると、基礎代謝がよくなり体重が落ちます。
これがグルテンフリーダイエットで痩せるメカニズムなのですね。
「慢性的に体が重い・だるい」「むくみやすい」「なんとなく調子が悪い」と感じているなら、グルテンが体に合わないのかもしれません。
グルテンフリーダイエットではそのような症状の改善も見込めるので、健康的に痩せたいと考えているなら、試してみる価値はあるでしょう。
グルテンフリーダイエットのメリット
グルテンフリーダイエットをすると、痩せる以外にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここから詳しく見ていきます。
・健康的に痩せられる
グルテンフリーダイエットはもともと、「セリアック病」という病気の食事療法をして生まれました。
そのため、グルテンフリーダイエットをすることで栄養失調になってしまったり、健康が損なわれたりする心配はありません。
危険の少ないダイエットをしたい方には特におすすめです。
・肌荒れが改善する
グルテンが合わない方が継続的に小麦を摂ると、腸内環境が悪くなり、結果として肌荒れが起きる可能性があります。
また、軽度のグルテンアレルギーの症状として肌荒れが発現しているケースも。
グルテンフリーな食生活に変えることで、それらの原因が取り除かれるので、肌荒れの改善が期待できます。
グルテンフリーダイエットのデメリット
続いて、グルテンフリーダイエットをする上でのデメリットを見ていきます。
・グルテン耐性がある方は効果が出にくい
グルテン耐性がない人がグルテンをやめることで基礎代謝が上がるのがグルテンフリーダイエットです。
そのため、グルテン耐性がある方はグルテンフリーダイエットで痩せない可能性があります。
実践してみるまでは分からないので、試してみて損はありません。
・グルテンに含まれている栄養素が不足する
グルテンにも栄養素があります。
グルテンをカットすることで、ビタミンB、ミネラル、食物繊維などの栄養素が不足してしまうことになるので注意しましょう。
グルテンフリーダイエットをするときには、意識して野菜や果物を摂るようにしてくださいね。
【まとめ】
いかがでしたか?
一説では、グルテンには依存性や食欲増進効果があるとも言われています。
どうしてもパンが食べたい!パスタが食べたい!とイライラしてしまうことがあるなら要注意。
グルテン耐性あるのかどうかを見極めるつもりで、まずは短期間から、グルテンフリーな食事を意識してみてください!
Chel